「腰椎すべり症」とは?

「腰椎すべり症」とは、腰椎(腰の骨)が正常の位置から前方へずれてしまい、神経を圧迫して「腰痛」や下肢の痛み、痺れ、歩行障害などの症状が現れる状態です。
腰痛すべり症には大きく分けて2つのタイプがあります。
①分離すべり症
若年期(中学生くらい)のスポーツ経験者に多く、腰椎の一部で「疲労骨折」がおこり、骨が分離して前方にずれることで発症します。
②変性すべり症
加齢などで椎間板や靭帯が変性し、腰椎が不安定になり前方にずれることで発症します。
中高年の女性に多く、5つある腰椎の上から4番目か5番目に起こることが多いです。
症状は腰部脊柱管狭窄症と同じで、「腰痛」「不安定感」「下肢の痛み、痺れ」「間欠性跛行」などが出現します。
また、長時間の立位や腰を反らせる動作で悪化してしまいます。
検査では、レントゲン撮影ですべりの程度を確認し、MRI検査で神経の圧迫状態を確認する事が大切です。
当院では、「問診」「視診」「触診」「徒手検査」にて症状を確認し、軽度のものは「マッサージ」「電気療法」「ストレッチ」「鍼治療」「コルセット指導」などで症状の緩和を図ります。
また、「姿勢指導」「動作指導」「筋力トレーニング」「セルフストレッチ」のアドバイスを行い、腰椎の安定性を向上させます。
重度の神経障害の場合には、適切な医療機関を紹介してます。

ブログ監修者
あおぞら鍼灸整骨院
院長 筒井 盛行
柔道整復師 鍼灸師
日本柔道整復接骨医学会 所属
日本超音波骨軟組織学会 所属
業界歴27年 ゴルフやランニングなどのスポーツが趣味
痛みが取れた患者様の笑顔を見るのが励みです。「ていねいな施術」と「コミュニケーション」を大切に施術してます。
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