「シーバー病」とは?

「シーバー病」とは「踵骨骨端症」とも呼ばれ、かかとの骨の端骨(踵骨骨端核)がはがれたり、踵骨軟骨(成長軟骨)に炎症が起きている状態です。

かかとが腫れて痛みが出現し、押すと痛いです。歩くと痛いので、つま先立ちで歩く場合もあります。
10歳前後の成長期の男の子に多く、かかとへの過剰な負担が原因となります。

成長期の子供の骨には、新しく骨になるための成長軟骨と骨端核があるため、骨の強度が弱い時期です。さらに、腱などの軟部組織は骨と同じように成長できないため、成長期はアキレス腱の柔軟性が低下して、硬くなりやすい状態でもあります。
アキレス腱はかかとに付着しているので、未熟な骨端核に過剰なアキレス腱の牽引力が加わると炎症を起こします。
さらに「扁平足」や「外反母趾」など、足のアライメント異常がある場合もかかとに負担がかかりやすいため、発症しやすくなります。
スポーツ全般で起こりますが、特にジャンプ動作や長く走ることが多い「サッカー」「陸上競技」「バスケットボール」「体操」や、裸足で行う「剣道」に起こりやすいです。

当院では、スポーツ活動の有無や日常生活動作など、しっかり「問診」を行い、「視診」「触診」「エコー検査」で病態を把握して、症状に合わせて「マッサージ」「ストレッチ」「電気治療」を行います。

運動指導やセルフケアも指導してスポーツを続けられるよう努めています。

ブログ監修者
あおぞら鍼灸整骨院
院長 筒井 盛行
柔道整復師 鍼灸師
日本柔道整復接骨医学会 所属
日本超音波骨軟組織学会 所属

業界歴27年 ゴルフやランニングなどのスポーツが趣味
痛みが取れた患者様の笑顔を見るのが励みです。「ていねいな施術」と「コミュニケーション」を大切に施術してます。

当院はJR西荻窪駅から徒歩3分


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